マルモル 渓谷(Marmol cliff) セブ島 トゥブラン地区
マルモル 渓谷(Marmol cliff) セブ島 トゥブラン地区
マルモル 渓谷はセブ島北部のトゥブラン(Tuburan)と呼ばれる地域にある渓谷です。川の浸食によって山がスパッと裂けてしまった所です。
トゥブランの町を訪れた際、トゥブランの名所について町の人に聞いて回ったところ、モロボロ スプリングとマルモル 渓谷の名前が挙がりました。
モロボロ スプリングは多くの人が訪れる人気スポットです。しかし、マルモル渓谷は名所というには少し大げさかもしれません。観光でここを訪れる人はいませんしトゥブランの人もここが観光地とは思っていません。 この地域には名所が少ないので、苦し紛れに出た地名が「マルモル」だった、と言う感じです。しかし、来て見れば、なるほど。「どうしてこんな風に山が裂けてしまったのだろうか」と思う場所です。
この山の裂け目は山の奥地に住む人達が町へ通う「通り道」として利用しています。
マルモル渓谷を訪れるのは少し難易度が高いです。それは、よそ者が訪れるような場所ではないこと、そして「道(道路)」が無いことです。トゥブランの町外れから延々川をのぼって行きます。いわゆる「川が道」です。
写真では轍(わだち)ができて道のようになっていますが、川が増水するたびに轍は消え、川底の形状が変わります。
この時は乾期(3月~6月)でしばらく雨が降っておらず、川が干上がっている所も多かったので私の運転(バイク)でも来ることができました。雨の時期にここに来るのは多少危険が伴うかも知れません。
川ですが交通量が結構あります。
平均すれば5分に1回くらいの割合で人(歩き)・バイク・トラックのいずれかを見かけます。
マルモル渓谷へ行ったのは渓谷の写真を撮るのが目的地でしたが、私にとってはこの川を行きかうバイクタクシー(ハバルハバル)の方が興味深かったです。
どのバイクも3~6人乗りで、大きな荷物や籠を抱えています。4人乗り以上では運転手の前にも1人座ります。そんな過積載な状態でもこの悪路をスイスイ進んでいきます。時々、川の流れ(水場)を横切りますが、ためらい無くザブザブ入って行きます。この地を走り慣れているとはいえ、すごい運転技術です。
この川を通るバイクタクシーのバイクは街中で見かけるタイプと同じ種類でオフロードバイクではありません。長いバネで車高を上げてあったり、転倒から車体を守る鉄パイプ(ここに荷物を載せる)を装着してあったり、後部左右に荷物が積めるように荷台が増設されていたりとチューニングされた「プロ仕様」も多く見かけます。
日本では走破性に定評のある四輪駆動の軽トラックですが、ここでは頼りなく見えてしまいます。
アクセス
トゥブランのバスターミナルからトライシカルに乗ります。ドライバーに「マルモル クリフ」と言えば川と道の接点まで行ってくれます。ここからはバイクタクシーです。トライシカルは川には入って行けません。道と川の接点辺りではバイクタクシーが客待ちしていることが多いです。
ハイキングが好きな方は帰りは歩きでも面白いと思います。川を下るだけなので道に迷うことは無いでしょう。
安全のためにも雨期は避けて乾期(3月~6月)に行くようにしてください。
住所:Marmol Brg, Tuburan, Cebu
投稿者: cebuenglish
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更新日: 2016-05-13
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