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独立記念広場  セブ市

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独立記念広場(Plaza Independencia) セブ市

Plaza Independenciaはセブ市ダウンタウンにある広場です。セブ最大の歴史遺産「サンペドロ要塞」の前にあります。

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この広場はジプニーでのアクセスが容易でサントニーニョ教会からも近いとあって日々多くの人が訪れます。大きな木があり芝生広場には緑が多く、街の喧騒も気にならず、市民の憩いの場所になっています。

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<Plaza Independenciaの歴史>

この広場の名前はPlaza Independencia(独立記念広場)となっていますが、フィリピンが独立したのを記念して新しく作られた広場ではありません。この場所のはじまりは1600年代までさかのぼります。(上の写真はアメリカ統治時代)

1529年、サラゴサ条約(スペイン・ポルトガル間で交わされた条約)でスペインがフィリピン諸島をスペインの植民地として統治を始めます。その後、広場がある辺りはスペイン人の入植拠点として栄えていきます。

1600年代初期、プラザ アーマス と呼ばれる軍事教育やパレードを行う場所としてこの広場ができました。その後、広場が拡張されてセブ大聖堂(カセドラル教会あたりまで広げられた頃、名前がマヨル広場と変わります。時にはスペインの女王摂政に敬意を表してプラザ マリア・クリスティナと命名された時期もありました。
アメリカの統治時代には名前がプラザリバータッドと変わり、アメリカから独立すると現在のプラザ インディペンデンシアPlaza Independenciaとなります。

名前はさまざま変わりましたが、フィリピンが独立するずっと前からここは広場でした。

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<独立を象徴する碑や像が少ない独立記念広場>
広場にはいくつもの銅像や石碑を見ることができます。しかし、それら銅像や石碑にはフィリピン独立を意味する物がほとんどありません。

上の写真は広場の北入り口にあるキリスト教のモニュメント。フィリピンにキリスト教が根付いて400年。

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アンドレス ボニファコ(ANDRES BONIFACO)の銅像

<アンドレスさんとは>
アンドレスさんは「フィリピン革命の父」と呼ばれている人物です。
スペイン植民地時代が終わる頃、フィリピン革命(独立運動)の声が高まる中、革命の第一人者「ホセ リーサル」が反逆罪で銃殺されます。しかし、リーサルの意思を継いだアンドレスさんが「KKK秘密結社」を組織してフィリピン革命を起こしました。

革命後、フィリピンは形式上「独立」します。そしてアンドレスさんは(非公式)初代フィリピン大統領となりました。しかし、すぐ後にアメリカの支援を受けてフィリピン革命を戦っていたエミリオ・アギナルドさんが(公式)初代フィリピン大統領となります。そしてアメリカによる統治時代が始まりました。アメリカはエミリオさんの革命活動を支援をする裏でスペインからフィリピン統治権を譲り受ける(買い取る)話を進めていたのです。

アンドレスさんが目指した「フィリピン独立」の夢は叶いませんでした。しかし、彼の功績は多くの国民から湛えられ、彼の誕生日「11月30日」がフィリピンの祝日となっています。

私が見て回った限りでは、この銅像が「フィリピン独立」に関係する唯一のモニュメントでした。

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広場のシンボル(?)
初代スペイン総督ミゲル・ロペス・ド・レガスピに捧げられた塔で、広場の中央辺りにあります。ミゲル・ロペス・ド・レガスピは1565年にフィリピン諸島を征服し初代フィリピン総督となったスペイン人です。

この広場のモニュメントとしては一番古くからある建造物です。

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ミゲル・ロペス・ド・レガスピ
初代スペイン総督「ミゲル・ロペス・ド・レガスピ」の銅像です。サンペドロ要塞の脇にあります。

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第7代フィリピン大統領
セブ島からミンダナオ島へ飛行機で移動する途中にセブ島のマヌンガル山(Mt.Manunggalに墜落して亡くなられたマグサイサイ大統領の銅像です。

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ベトナム戦争慰霊碑
フィリピンはアメリカが介入したベトナム戦争に軍を派遣していました。

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第二次世界大戦慰霊碑
この戦争で犠牲になったすべての方々への慰霊碑です。二度とこの様な戦争を起こさない、という誓いが込められています。

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Play Ground
天気のよい週末の芝生広場には大勢の子供が遊びに来ています。

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デートスポット
ここは若いカップルに人気のデートスポットでもあります。暗くなると広場はライトに照らされてロマンチックな雰囲気になります。

暗くなっても広場内の治安は保たれています。しかし、一歩出ればそこはダウンタウンです。公共の乗り物で広場を訪れる観光の方は明るい内に帰るのが無難かと思います。

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セント ジョセフ教会(St. Joseph Church)
ステンドグラスがきれいな教会です。夜はライトアップされて神秘的に見えます。

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サンペドロ要塞(Fort San Pedro
広場内にある歴史遺産です。要塞の中庭は緑豊かな庭園になっています。

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セブ税関
ベトナム戦争慰霊碑の側にある建物です。元々は「The official residence of the President of the Philippines in the Visayas(ビサヤ地域のフィリピン大統領官邸)」として1910年に建てられました。モダンな外観の建物ですが築100年以上になります。現在は税関ビルとして使われています。

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海洋裁判所
広場の隣にある「気になる」ビルです。「船の科学館」を連想させるこの建物は海の問題を審議する裁判所です。

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セブ中央郵便局(Cebu Central Post Office
日本の郵便局からEMSでセブへ荷物を送るとここで受け取ります。サンペドロ要塞の隣にあります。


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広場の下は地下トンネル
日本のODAと日本の建設会社が建設した地下自動車道が広場の下を通っています。近年建設されたこの産業道路は広場の中を通る予定でした。しかし、広場を保存するため道路を地下に通しました。セブで唯一のトンネルです。セブの人はこのトンネルのことを「サブウェイ(Subway)」と呼びます。

※地下鉄は走っていません。

この工事に伴い広場の地中から多くの出土品が発掘されました。マゼランがフィリピンにやって来る以前、フィリピンと外国との交流を示す記録は多くありませんでした。しかし、出土品にはタイの陶器や明王朝の青色器など含まれていて、多くの歴史的発見がありました。

 

アクセス

タクシーでいかれる場合、ドライバーに「プラザ インディペンシア」または「フォート サンペドロ」と伝えて下さい。入場料は無料です。

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この投稿は 2015年12月8日 火曜日 1:46 PM に 広場・公園, 観光, 観光・遊び・買い物 カテゴリーに公開されました。
投稿者: cebuenglish

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掲載日: 2015-12-08
更新日: 2016-06-09
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